vol.1 世界陸上競技選手権大会(ロンドン)報告 

今夏、第16回世界陸上競技選手権大会がイギリス・ロンドンで開催されました。

男子4×100mリレーで銅メダルを獲得したことは記憶に新しいところです。

その世界陸上に本校の卒業生3名がトレーナーとして帯同しました。

それぞれに大会中の役割や選手対応で心がけていたことなどについての手記を寄せていただきました。

左から砂川トレーナー、常友トレーナー、宮澤トレーナー

 

 

 

 

 

常友 綾二(つねとも りょうじ)

2017年ロンドン世界陸上競技選手権大会でヘッドトレーナーという立場で活動させていただきました。事前合宿含め、3名のドクター、4名のトレーナー、合計7名で日本代表メディカルスタッフが大会期間中をチームとともに戦い抜きました。

私はヘッドトレーナーとしてドクターを中心に、選手のコンディショニング把握、ケア、コンディショニング、メディカルスタッフのコーディネーション、コーチングスタッフ、パーソナルトレーナーとの情報共有など、様々な場面を臨機応変に行いました。

 

砂川 祐輝(すながわ ゆうき)

今大会、ロンドン世界選手権大会へ日本代表チームトレーナーとして帯同させていただきました。

本大会に向けての事前合宿地が2箇所であった為、其々の箇所へのトレーナー物品準備から始まり、現地入りする選手の把握方法やメディカル情報共有方法など多くのことをイメージしつつ、実現させていくことが派遣遠征前の大きなテーマでありました。

宮澤 那緒(みやざわ なお)

ドクター・コーチ・他スタッフとのコミュニケーションを取るのは主にヘッドトレーナーの業務となるため、砂川トレーナーと協力して業務全体が円滑に回るようサポートしました。

普段は1名で行うことが多いですが、3名のトレーナーがしっかり連携することで、より良い選手サポートができるようにしたいと思いました。今大会のトレーナー全員が花田学園出身者であり、以前から知っていた方々だったのは大変心強かったです。

 

 

【今大会のメディカルスタッフ】

左から、砂川TR、常友TR、鳥居医師(整形)、山澤医師(内科)、田畑医師(内科)、宮澤TR